株式会社リビングギャラリー

時代に合わせた業務効率化施策。THETA 360.bizを利用したオンライン完結型集客の可能性

リビングギャラリー様は、新潟市中央区に本社を置く総合不動産企業。新潟県内を中心に、賃貸仲介から管理事業、さらには不動産開発や分譲・売買仲介など、幅広い不動産事業に取り組まれています。

今回はこのリビングギャラリー様のTHETA 360.bizの活用方法について、新潟賃貸営業本部の中川様にお話をうかがいました。

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時代に合ったニーズに速やかに対応

今回、どのような理由から「THETA 360.biz」を採用されるに至ったのでしょうか。

弊社では、元々ホームページを改修していく構想があり、その中でバーチャルツアーをホームページ上で公開しようという話が持ち上がりました。新潟県内では、自社サイトでバーチャルツアーを導入しているサービスが少なかったため、先駆けでやっていきたいという思いがあったことも導入のきっかけです。

また、コロナ禍以前と比較して、店舗に来店されずに物件を契約するお客様が増えてきたことも大きな理由の一つです。実際に緊急事態宣言発令後からは、約200件を超えるお客様が来店せずに物件のお申し込みをされています。内覧をされないお客様にとって、実際にその物件に訪れたかのように室内を見渡すことができる360度バーチャルツアーは非常に有益な情報になると考え、サービス導入に踏み切りました。

オンラインでの内覧は、我々が数年前から可能性を感じていたマーケットでもありました。弊社は新潟の店舗に加えて、東京にも営業店舗を展開しているため、首都圏への送客、つまり「新潟にいながら東京のお部屋探しができる仕組み」に力を入れていました。この仕組みを強化して行くためにも、今回のTHETA 360.bizは最適なツールだと判断しました。

 

この度THETA 360.bizを活用いただいたプロジェクトについてお聞かせください。

私は現在、新潟賃貸営業本部の本部長を務めております。賃貸営業本部は5つの部署で構成されていますが、今回は主に学生事業課の学生向け営業戦略として新潟県内の営業店舗で活用しました。2021年の夏にTHETA360.bizを導入し、2022年度入学の学生の新居選びにフォーカスして学生向け物件を中心に自社ホームページにバーチャルツアーを掲載しました。コロナ禍の影響によりオンラインで完結したいというニーズに応えると共に、東京に進学する学生が現地を訪問することなく、東京の物件をバーチャルツアーで内覧していただくことも出来ました。

また、来店されたお客様に対しても物件紹介時のツールとしても役立てることが出来ました。今後はファミリー層や転勤に伴う引っ越しを検討されている方にも対応できるよう準備を進めていきたいと思っています。

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バーチャルツアーの導入で成約率が20%改善!

「THETA 360.biz」の活用方法と効果について教えてください。

自社ホームページのバーチャルツアーで反響を集め、来店誘導に役立てたり、来店頂いたお客様にはバーチャルツアーの物件映像をご紹介し、メールアドレスを登録していただいたお客様には、お客様のご希望に応じた物件のバーチャルツアーを後ほどお知らせするなど、集客、来店誘導、営業のそれぞれのシーンで活用しています。

バーチャルツアーをご覧のお客様からは「ここまでお部屋の雰囲気を見られるのなら実際に見に行かなくてもいい」というお声を頂き、実際に物件を訪れる内覧希望件数が減りました。バーチャルツアーで臨場感のあるお部屋の雰囲気を体験できることで、現場を内覧しないでの成約に繋がっていると感じます。また、現場での内覧件数が減ることで、新規のお客様への対応も可能となるため、生産性向上にも繋がっています。

更には、退去前の物件を紹介したい場合、退去するまで待つことなくバーチャルツアーでご紹介できますので、紹介可能な物件数も確保することも出来ています。

実際にバーチャルツアーを導入してみて、従業員の方からの反響はいかがでしたか?

バーチャルツアーを導入してからは「物件を見ないで申し込みを決めたお客様がいた」「接客でバーチャルツアーを使うとお客様からの反応が良い」などの声が上がっています。

営業担当者にとっては、お客様が来店することなくお部屋が決まるのが理想的です。何度も物件に足を運ぶことも時には必要ですが、少ない回数でお申し込みが決まるなら、営業担当としてはありがたいことです。

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THETA360.bizを社内へ展開するにあたって

社内にTHETA 360.bizを浸透させるにあたって工夫した点を教えて下さい。

研修や日々のミーティングを通して、従業員全員がシステムを使いこなせる環境づくりに努めました。

サービスを導入するからには宝の持ち腐れにはしたくない、という思いがあったので、しっかりと社内教育を行うことが先決でした。従業員に「業務が楽になった」という実感を持ってもらいたい。そのために成功事例の共有をしました。実際に業務の中でサービスを使って得られた成功体験を、都度のミーティングや研修を通じて共有し、「あると便利」という意識を現場にしっかりと芽生えさせることに注力しました。

他には、各店舗でのバーチャルツアー作成本数を全店舗で共有することで、それを刺激にして積極的にツアーを作成し、主体的にサービスを活用する機会が増えていくようにしました。他店舗の取り組みを知ることで、店長が自店舗の活動目標を改善し、積極的に従業員に働きかけたことで、社内全体でサービスの浸透を加速できたと思います。

 

THETA 360.bizを使ったバーチャルツアーの撮影・制作業務は、どのように行われていますか?

撮影は従業員を総動員して行っています。店舗によっては撮影する従業員を固定しているところもありますが、しっかりと物件を覚えに行く意味でも、パート社員やアルバイトの方達も含め、なるべく全員が撮影に携わるようにしてもらっています。

撮影自体は1物件あたり5〜10分程度です。特に1Kやワンルームの物件になると、さほど撮影に時間を要することはありません。ファミリー向けの大きい物件になると多少撮影時間はかかりますが、それでも10〜15分くらいで撮影できます。

撮影経験がない従業員からも「作成が簡単」という声が上がってきています。今のところ撮影に関しては特段問題を感じていません。

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バーチャルツアーの利便性と更なる可能性

バーチャルツアーの更なる活用方法について教えて下さい。

THETA360.bizではアノテーションという360度画像上に注釈を入れることが出来る機能がありますが、これをもっと有効に活用することが出来ると考えています。

例えば、カーテンや冷蔵庫、洗濯機を置く場所の寸法などはアノテーションで表示させておくと、実際に物件に訪問することなく確認できますし、もし訪問時に採寸し忘れた場合もバーチャルツアーで確認することができます。

また、内覧以外でもバーチャルツアーを役立てて行こうと考えています。

例えば今、具体的に検討しているのは退去時の原状回復での活用です。

退去時の原状回復については、お客様が退去した後、原状回復工事の方が現地で写真を撮って、その写真で情報共有させてもらっています。しかし、この方法だと撮影枚数が2〜30枚ほどの量になってしまい、撮りこぼしも起こりかねません。

この写真をバーチャルツアーにすることで撮りこぼしを無くし、どこに傷が付いていたのか、などの細かい点についても、簡単に見直せるようになると考えています。

<THETA 360.bizをつかって作成したバーチャルツアー>

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オンライン完結型賃貸契約の可能性

「THETA 360.biz」を使った今後の展望についてお聞かせください。

法改正により、2022年5月頃から契約業務のデジタル化が本格的になってくると言われており、今後、賃貸契約においても来店不要で部屋の契約ができる仕組み作りが必須になってくると考えています。内覧をバーチャルツアーにしてお客様に臨場感あるオンラインでの内覧を体験していただくことで、接客はオンライン、お申し込みは今使っている Web 申し込みを使って契約まで完結させる体制を整えつつあります。鍵の引き渡し方法は郵送や宅配ボックスなどを活用し、引き渡しを行うところまで一元化できれば来店が一切不要になります。

1度も来店することなく、気軽に賃貸借の契約が締結できるようなパッケージのサービスを、次の繁忙期前を目処に何とか仕上げていきたいと考えています。

 

貴重なお話をどうもありがとうございます。
これからも「THETA 360.biz」を多方面でご活用いただければ幸いです。

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