株式会社ハウスプロメイン

AI画像切り出しで50%以上の業務効率削減!物件管理システムとの連携が導入の決め手

ハウスプロメイン様は、1984年に不動産物件の賃貸管理を専門に創業され、現在ではオーナー様の賃貸経営と資産運用の総合的なコンサルティングも展開されています。
神戸を中心に、西は姫路から東は大阪まで、阪神間で約700棟4,500戸のプロパティマネジメントをされています。

今回は、主に管理取得やテクノロジー推進、社内業務効率化の推進を担当されている、営業統括部企画推進課の森田様に、THETA 360.bizで作成したバーチャルツアーの活用方法について、お話をお伺いしました。

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導入の決め手は、物件管理システムの連携

—2020年7月から「THETA 360.biz」をご利用いただいていますが、導入のきっかけを教えてください

2018年11月より360°カメラ「RICOH THETA」を購入しました。しかし、当初は「基本アプリ」で撮影して、社内共有をするだけでした。360°画像を社内共有するだけではなく、バーチャルツアーを作成し、Webサイトへの掲載や、接客時に活用できるのではないかと考え、「THETA 360.biz」を導入しました。

 

—御社では、バーチャルツアーはどのように活用されているのでしょうか

主には、自社ホームページと、業者間物件流通サービス「不動産BB」にバーチャルツアーを掲載し、募集に活用しています。

また、不動産オーナー様に改装前の物件状態をバーチャルツアーで確認していただき、現状の把握をしていただいた上で改装の提案を行ったり、改装後の完了報告にも活用しています。

 

—THETA 360.bizを導入された決め手を教えて下さい

日本情報クリエイト社が提供されている物件管理システム「賃貸革命」と連携が可能だからです。

当社では、賃貸革命10で物件管理をしており、THETA 360.bizで作成したバーチャルツアーのURLを賃貸革命に入力すると、自社ホームページと不動産BBにバーチャルツアーが連携して表示されるので、手間がありません。

 

当社は賃貸管理を専門としており、仲介業者様は当社が管理する賃貸マンションの空室情報を、不動産BBで確認ができるようになっています。

 

<賃貸革命10の登録画面>

 

(賃貸革命10: https://www.n-create.co.jp/pr/product/kakumei-chintai/

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AI画像切り出しで50%以上の業務効率削減

—THETA 360.bizを利用しはじめてから、御社のワークフローで変わったことはありましたか?

スマートフォンやデジカメ等で撮影していた、平面画像の撮影が必要なくなりました。THETA 360.bizのAI画像切り出しの機能を活用し、RICOH THETAで撮影したパノラマ画像から平面画像を切り出して、スチール画像として活用できるからです。

 

導入当初は、AI画像切り出し機能が本当に使いものになるのかなと半信半疑でしたが、今では自社ホームページに掲載する募集用の写真から、不動産BBに掲載する写真まで、AI画像切り出し機能で切り出した平面画像を活用しています。

 

パノラマ写真を物件募集用に使いたいが、スチール写真はスマートフォンで撮影して、パノラマ画像はRICOH THETAで撮影して、となると、単純にRICOH THETAで撮影する時間が追加となり業務負荷が高まります。そこで、THETA360.bizの機能であるAI画像切り出し機能を活用すれば、RICOH THETA1台でスチール写真もパノラマ画像も撮影できるのではないかと考えました。

 

実際に利用してみると、撮影者のスキルによって生じるクオリティの差が、スマートフォンで撮影するよりも、パノラマ画像からAI画像切り出し機能で平面画像を切り出したほうが、明るさや画角など、一定以上のクオリティで平面画像もできあがるということがわかったのです。これは嬉しい誤算でした。

 

<AI画像切り出しで切り出しホームページに掲載の画像>

 

 

また、スマートフォンやデジカメで写真を撮影することをやめて、THETA 360.bizの専用アプリからTHETA 360.bizに直接アップロードすることで、画像をスマートフォンからパソコンへ移し替えるという業務も削減できました。スマートフォンでスチール写真の撮影をしていたときは、スマートフォンに記録されている物件のスチール写真を一度パソコンに移し替えて、次に社内サーバーで共有し、それをスタッフがホームページに掲載するという作業を行っていましたが、現在、スチール写真もパノラマ画像もTHETA 360.bizに集約されています。

 

物件写真の撮影時間が、RICOH THETAとスマートフォンと2つのデバイスを使って撮影するのと比較して、50%以上も削減されただけではなく、画像を移し替える作業がなくなったという点が、大きく業務効率化に寄与しています。スチール写真のクオリティも均一化され、AI画像切り出しは業務の効率化と、品質の向上の両面で役立つ機能だと実感しています。

 

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社内の意識変革のきっかけにも

お客様へのご案内や、オーナー様への現状報告をするために、不動産会社にとって写真はとても重要です。しかし、本当に重要なのは、撮影した画像を「どう活用するか」であるのに関わらず、写真を撮影すること自体が「仕事」となってしまい、多くの時間を写真撮影や関連業務に費やしていることに課題を感じていました。

 

THETA 360.bizを活用することで、テクノロジーによって「作業」が効率化され、本来不動産会社が行うべき仕事、例えば、オーナー様とともに賃貸不動産の収益最大化を目指すための業務に注力すべき時間をつかえるようになる、という社内の意識変革を生むきっかけにもなりました。

 

今後も費用対効果が見合えば、新しいテクノロジーを積極的に採用していきたいと思っています。

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広がっていく「THETA360.biz」の活用の幅

—バーチャルツアーを実際に導入してから、当初は想定していなかった活用方法はありましたか。

 

不動産オーナー様とのやりとりにも活用しています。物件の状態をオーナー様宅でPCまたはタブレットでバーチャルツアーを見ていただいて改装前の提案や、改装後の完了報告などに使っています。

 

また、遠方のオーナー様にはバーチャルツアーのURLを送付しご覧いただいています。特に、なかなか物件を見に来ることのできない、遠方にお住いのオーナー様からは好評で、「室内の様子がよくわかる」というお声をいただいております。

 

改装前・改装後のビフォア・アフターを見せるのには、THETA 360.bizのグループ化機能が便利で活用しています。

 

<THETA 360.bizのグループ化機能をつかって作成したバーチャルツアー>

 

 

また、最近原状回復・改装工事を委託している業者さんからも退去立会時の報告や、改装工事後の報告がTHETA 360.bizで作成されたバーチャルツアーのリンクで報告がされるようになってきたので、驚きました。

 

今までは自分がバーチャルツアーを作って共有する立場でしたが、共有されるクライアント側にとっても大変便利なものであるということを、改めて実感しました。

 

—–ありがとうございます。これからも、「THETA 360.biz」を多方面でご活用いただければ幸いです。

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