デューク株式会社様

他社との差別化を図りTHETA 360.bizを導入。
より立体的な物件情報を事前に提供し、
顧客獲得効率向上に貢献

デューク株式会社様は、不動産の売買や賃貸仲介業を行っていらっしゃいます。
そして、賃貸仲介事業にて物件の360°写真を利用した自社サイト「ラク賃貸」を運営されています。
今回は、そんなデューク様のTHETA 360.bizの活用方法を代表取締役社長 千葉 馨様と取締役 吉田 直之様にお伺いしました。

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ご利用シーンについて

貴社ではどのようなコンテンツをTHETA 360.bizを使ってご紹介されているのでしょうか?

 

代表取締役 千葉 馨様(以下、千葉):賃貸の仲介事業において、お客様に物件をインターネット上で見ていただくために、内観の360°写真を撮影して、自社賃貸サイト「ラク賃貸」に掲載しています。お客様に物件の中をできるだけリアルにお伝えするために撮影する角度にもこだわっていて、インターネット上で「バーチャル見学」していただけます。

現在、サイトに掲載していないものも含めて物件数としては400件以上、3000枚以上の360°写真をすでに撮影しています。

ラク賃貸Webサイト トップページ

 

THETA 360.bizを導入しようと思われたきっかけをお伺いできますでしょうか。

 

取締役 吉田 直之様(以下、吉田): 賃貸のサイトといえば、物件・内観のいろいろな部屋・スペースの写真が掲載されていたり、パノラマ写真が掲載されているというのが現在もまだまだ主流です。そういった環境で自社賃貸サイトを作成するには、新しい価値を提供できるものを取り入れていかなければならないと考えました。そして、まだ世の中であまり存在していない、360°の内見写真を見れる賃貸サイトを作ろうと決定しました。

競合の多い業界のため、他社と差別化していくことは必須だと考えていましたので、今までにない新しい形で物件情報を提供できる360°写真はその目的にピッタリでした。360°写真を利用するにあたって、他の手段もあるなかでTHETA 360.bizに決めたのは、やはりRICOHさんがつくっているということで信頼感がありましたし、使い勝手やサイズ感なども考慮して決定しました。

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360°内見写真により、
内見前後で物件イメージのギャップを小さくすることに成功

実際 にTHETA 360.bizをご利用されて効果はありましたか?

 

千葉: 大手賃貸情報サイトさんに物件を掲載させて頂き、そこでお問い合わせがあったお客様に物件のご案内をするという流れが基本なのですが、今までは、内見前にお客様がお持ちになられる印象と、実際内見したときの印象が違うということが多くありました。

やはりお客様にとっても、内見は時間や労力が少なからずかかってしまうので負担となってしまいます。そういった負担を減らすために、内見前後でのイメージのギャップを如何に減らし、内見後の成約率を上げるかは大きな課題でした。

THETA 360.bizを導入してからは、お客様から「普通の写真よりわかりやすい」という評価をいただくことも増え、内見前のイメージ作りに役立っています。実際にお問い合わせから成約に至る確度も高くなりましたね。具体的な数値がまだでてきているわけではないですが、内見前に360°写真を見ていただくことによって、ライトなお問い合わせが少なくなりました。

特に昨今では、お客様が賃貸を探される際に、ご希望の条件を頂いて、それに当てはまる賃貸物件をこちらからご提案するということはかなり減ってきています。これだけ情報がインターネットなどを通じて提供されているので、ご自身で希望の物件を探されてから、「この物件は内見できますか?」というお問い合わせが多いです。お客様の物件探しのフロー自体が時代の流れで変わってきているなと感じますね。

こういったお客様の行動の変化にはしっかりと対応していかなければ生き残っていけません。ですので、物件探しの段階からより詳細な情報を提供できる360°写真は非常に価値があると感じていますし、お客様の反応から、実際に価値を提供できていると考えています。

 

吉田: また、弊社はインスタグラムにも360°の賃貸内観動画を投稿しています。やはり、特に昨今ではSNSは避けては通れないチャネルであると考えています。インスタグラムは当初静止画が主流でしたが、今は動画が増えています。不動産系の会社で、インスタグラムを利用して動画を掲載しているところが少なかったので、差別化の意味でも広告の意味でも、動画をアップしています。YouTubeにもアップしていて、同業者からのお問い合わせも増えてきました。

THETA 360.bizの導入に関しては、マニュアル通りに手順を進めるだけで利用開始できました。最初はツアーを組むのに多少は苦労しましたが、一度慣れてしまえば済む話なので大した障壁にはなりませんでした。写真を撮影してからサイトにアップするまで、ほぼ時間もかからず、撮影した当日にすぐにアップもできます。慣れれば1件分の写真をアップロードするのに10分程度です。

 

物件撮影の様子

 

弊社サイトは360°写真推しでつくっているので、不動産関係以外の会社、たとえば広告会社さんや、サイト制作会社さんから営業の電話も含めて、なぜこのようなものをつくったのかと問い合わせがありましたね。これは想定外のポジティブな反応でした。

そういった問い合わせがあると、やはり360°写真はまだ目新しく、差別化という意味で取り入れて正解だったと再認識できました。今後は、こういった360°の写真がどんどんが主流になってくると考えていて、そうなってくると弊社サイトが提供している価値もさらに向上していくと考えています。

 

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時代の流れを見極め、
最新テクノロジーを取り込むことで競合優位性を持つ

今後はTHETA 360.bizを使ってどういった展開をお考えでしょうか。

 

 

千葉: 今は賃貸住宅メインでTHETA 360.bizを利用して360°写真を提供していますが、ゆくゆくは賃貸の仲介業に留まらず、事務所や、飲食店舗などのご紹介に利用していきたいと思っています。また、自分たちで利用するということ以外にも、クライアント様のサイトに導入するお手伝いなども行っていきたいですね。

先程も申し上げたように、今後は360°の画像がまだまだ増えてくると考えているので、いち早くそこに目をつけて導入し、撮影や提供の知見を持っている弊社はリーディングカンパニーとして優位性を持てるのではないかと考えています。

 

吉田: 実際に、既に360°写真撮影代行の事業も行っております。いまは不動産会社からの依頼が多いです。撮影できるスタッフの人数がいないという場合や、業界の特性上高齢の方がやられていることも多いので、新しい技術はよくわからないから依頼したいという場合など、ニーズはあると感じています。また、360°写真データ自体を、料金を頂いて二次利用していただくということも検討しています。

世の中に不動産関係の会社は多いので、何かしら新しいことや特化したサービスをやらないと埋もれてしまうので、弊社はこういった部分で業界に対しても役に立てていると自負しています。

 

 

THETA 360.bizで作成された物件紹介ツアー
 

これからTHETA 360.bizをご利用しようか検討されている方にメッセージをお願いいたします。

 

 

千葉: 日々テクノロジーが進化しているので、テクノロジーの動向には敏感にアンテナを張っていないとすぐに取り残されてしまいます。

 

360°写真や動画は、そういった流れとして今後主流になってきますので、早く手を付けたもの勝ちです。まだまだ可能性は広がっていますので、迷っている方がいらっしゃいましたらぜひ、新しいものにチャレンジしていっていただければと思っています。

 

 

本日は貴重なお話をありがとうございました。

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