この度、「THETA 360.biz」の契約数が 1万社を突破したことをお知らせいたします。

　サービス開始から、主に不動産業のバーチャル内見に使われてきましたが、近年のリモートワーク、DX推進の影響で、2021年も需要は急拡大しており、建築会社、中古車、会社、学校、展示会等の施設紹介など、さまざまな用途でバーチャルツアーをご利用いただいております。

 

 

■THETA 360.bizの特長

＜短時間で簡単に作成可能＞

使いやすさを追求したUI/UXで、誰でも簡単に高品質なバーチャルツアーを作成・編集が可能です。アノテーションによる注釈機能、テロップ機能、バナー設定など多彩な編集機能で、あらゆるシーンで活躍するバーチャルツアーが作成できます。また、THETA 360.biz専用アプリを使用することで、現場で撮影からバーチャルツアー作成、アップロードまでを簡単に行えます。

＜幅広い活用シーン＞

集客や業務効率化、採用や研修用途、営業ツールなど幅広くお客様のニーズに対応が可能です。スマートフォンの普及や、コロナ禍で消費者の検討方法が変化し、オンラインでの接客や内見ニーズも高まる中で、バーチャルツアーを活用することで、360°全体を見せながら説明することができ、Web会議システムとの相性も抜群です。

＜リコー独自のAI機能＞

リコー独自のAI技術を活用した「画像切り出し」「超解像＋明るさ補正」を利用することで、作業時間の短縮が可能になります。360°カメラ1台で物件紹介に必要な魅力的な画像を生成でき、バーチャルツアーを簡単に作成することができます。

 

■THETA 360.bizの導入効果

＜不動産業の例＞

不動産物件は、お客様によって見たいポイントやこだわりも変わるため、平面写真よりもお客様自身で視点を変えてみることができるバーチャルツアーは、自宅での検討方法に大きく役立ちます。副次的な効果として購買意欲が高いお客様が集まり、契約率も高くなります。また、展示場・モデルルームの代替えとしても活用できますので販売促進費を大きく削減することが可能となります。実際にWebサイトにバーチャルツアーを掲載している不動産会社では、バーチャルツアーがある物件はない物件と比べて、PV数が約5.1倍、反響数が約3.6倍と高い導入効果が得られています。

＜建設業の例＞

建設会社では、現場の進捗や状況確認にバーチャルツアーを活用されています。マップに紐づけて表示できるため、現場のどこを見ているのか分かりやすく、360°を見渡せるため、現場の状況に詳しくない関係者もスムーズに理解できます。また、オンラインの会議でバーチャルツアーを活用し、情報共有をすることができるため、結果的に対面での打ち合わせを減らすことができ業務効率に繋がります。

＜展示会の例＞

コロナ禍で移動が制限される中でもVRでの展示会であれば、スマートフォンやPCから場所を選ばずに閲覧が可能で、リアルな展示会の時には足を運ぶことができなかった地方の方々にも楽しんでいただけます。実際にご利用いただいたユーザーの方からは、「VRでの展示会のグッズ販売もリアルな展示会と同等の金額を売り上げることができた」との声もいただいており、大きな効果が得られています。

 

[THETA 360.biz契約数の推移】

■データサービス事業室　室長　稲葉章朗コメント

2014年10月のサービス開始以降、「現場を丸ごとデジタル化して、リモートで人と現場を繋ぐ」価値を提供し続け、この度1万社ものお客様に選ばれるプロダクトに成長してきたことを大変喜ばしく思います。

紙ではなく空間を丸ごとコピーする事業として、不動産でのバーチャル内見から始まったのですが、今では不動産だけでなく建築会社、中古車、会社、学校、展示会等の施設紹介などあらゆる業界での活用が加速しています。

ウィズコロナ・ポストコロナ時代は、従来当たり前に行っていた現地訪問や対面での説明など物理的移動を伴う働き方が、デジタル技術を活用した新しい働き方へと変革する大きな転換期であり、「現場を丸ごとデジタル化して、リモートで人と現場を繋ぐ」ことを可能にする我々のサービスは、今後益々重要な役割を担うと考えています。今後もお客様の期待を超え続け、選ばれ続ける世界一のプロダクトを目指して参ります。

 

 

THETA 360.bizではお客様が便利に活用いただけるサービス・機能の提供を目指し、取り組みを進めてまいります。

今後ともTHETA 360.bizをご利用のほど、よろしくお願いいたします。